【東京五輪】見直し3会場の整備費 圧縮額を計60億円以上下方修正

 2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場で東京都が新設する3会場について都は6日、当初計画に比べて計346億円圧縮する整備費見込みを公表した。3施設をめぐっては小池百合子知事が昨年末、当初計画をベースに計400億円以上圧縮できるとしたが、60億円以上の下方修正となった。

 水泳会場「オリンピック・アクアティクスセンター」(江東区)は683億円から514億〜529億円に削減できるとしていたが、コンクリートなどの地中障害物や汚染土処理が必要になったほか、地中熱利用設備などの整備費も計上し567億円に増加した。

 また、491億円から298億円に削減するとしていたボート・カヌー会場「海の森水上競技場」(都内臨海部)は遮熱性舗装や太陽光発電の整備で308億円に。バレーボール会場「有明アリーナ」(同区)は404億円から339億円に圧縮できるとしていたが、地中熱利用設備の設置やエレベーター、エスカレーターの仕様変更などで357億円と見込んでいる。

 3会場を含めた都が整備する恒久施設全体では、これまでより413億円削減して現時点で計1828億円となった。