東京都、築地跡地の五輪輸送拠点で既存「立体駐車場」活用へ 工期短縮は急務

2020年東京五輪・パラリンピックで築地市場(東京都中央区)の跡地に整備される輸送拠点について、都が立体駐車場など既存施設を活用する方針を固めたことが5日、分かった。現時点で晴海通り沿いの立体駐車場を活用する方向で調整しており、その近くの会館を車両の運転手の休憩所として使う案も検討している。小池百合子知事が築地市場の豊洲市場(江東区)への移転を延期して以降、課題となっている工期の短縮を図る。

築地市場の豊洲市場への移転後、跡地は東京大会で大会関係者らを運ぶバス2千台、乗用車4千台の多くを収容する輸送拠点となり、仮設の駐車場や給油所、運転手の休憩所などが整備される。大会の主要道路となる環状2号線も跡地を通ることになる。

小池氏は昨年11月に予定されていた市場移転を延期し、築地市場の解体と輸送拠点や環二の整備のスケジュールはストップ。今年10月に市場業界団体側に対して平成30年9〜10月に移転し、10月から築地市場を解体する案を示した。