21万人魅了 大空にブルーインパルスが舞う入間航空祭

青空にスモークで描く「ブルーインパルス」の曲技飛行に観客から歓声があがった=3日午後、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地(酒巻俊介撮影)
青空にスモークで描く「ブルーインパルス」の曲技飛行に観客から歓声があがった=3日午後、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地(酒巻俊介撮影)

 航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山、入間市)で3日に開かれた入間航空祭には、約21万人の航空ファンらが訪れた。快晴の空の下、輸送ヘリによる消火作業のデモンストレーションや航空祭ならではのC1輸送機6機による編隊飛行などが行われたほか、陸上自衛隊第1空挺団のパラシュート降下なども披露された。

 各地の基地から飛来したF15、F2などの戦闘機も展示され、C1輸送機の機内公開には長蛇の列ができた。

 航空自衛隊松島基地所属の「ブルーインパルス」による曲技飛行では、青空に白いスモークで描く見事な演目に、基地を埋めた観衆から地響きのような歓声が上がった。

 さいたま市からブルーインパルスファンの同僚ら女性ばかり6人と始発電車に乗ってきたという瀬賀郁美さん(23)は、「ブルーの追っかけで各地の基地祭を回っていますが、今日は天気も良かったし、演技も最高でした」と目を輝かせていた。

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