希望の党の玉木雄一郎衆院議員、共同代表選出馬に「火中の栗を拾い、政権を任せられる政党を作る」

 国家戦略特区として、国を挙げてこれをやろうと。まさに首相のリーダーシップで作った大学であるから、仮にこれが設置されるのであれば、例えば、平成27年6月30日に閣議決定で決めた、いわゆる4要件。既存の大学ではできない教育内容だとか、ライフサイエンスなど新しい需要に対応する等々の国家戦略特区にふさわしいものであるのかどうか。そして閣議決定、これは安倍内閣の閣議決定だ。この閣議決定の要件を正しく満たすものかどうか。しっかりと説明責任が求められるし、その要件を満たしたものかどうか、国会の中でもしっかりチェックしないといけないと思っている。仮に今いわれたスケジュールで出るのであれば、まさに12月9日まで開かれている特別国会の中でしっかりとした議論を、特に予算委員会などを通じ、認可が仮にされたとしたらその理由やプロセス、これまで明らかにされなかった情報、議事録、あらゆるものをオープンにして、説明を政府としてしっかりやっていただかないといけない」

--玉木氏が希望の党の共同代表になれば、加計学園問題についてどういう姿勢で取り組むか

 「やはり税金の使われ方の問題でもある。一度これが設置されると、今治市、愛媛県に加え、私学助成金という国民の税金が流れ込むことになる。だから、本当に正しい手続きを経て、この学校に決まったのか。こういったことも国会の中できちんと説明をしてもらわないといけないから、党としても情報公開をしっかり求めていくし、プロセスについての説明責任も政府に安倍首相にしっかり果たしていただきたいと思う」

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