希望の党の玉木雄一郎衆院議員は2日夜、都内で開いた自身の政治資金パーティーで「わが党の回りにある火中のクリを拾い、国民から政権を任せても良いと思える政党を作りたい」と述べ、党共同代表選(8日告示、10日投開票)への出馬を表明した。玉木氏は記者団に立憲民主党などとの早急な連携について「党の基盤を固めて明確なカラーを出すのが先だ」と述べ、否定的な考えを示した。加計学園問題については「選定プロセスについて安倍晋三首相に説明責任を果たしてもらう」と語り、引き続き国会で追及する構えだ。記者団とのやりとりは以下の通り
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--先ほど、支援者向けのパーティーで出馬表明をしたが改めて思いを
「新しい党ができて、その中でしっかりとした責任を果たしていきたいという思いがあったが、改めて党規約が決まり、代表選の日程が確定したことで、代表選に出馬をしたいと思う。8人の推薦人が必要で、まずは8人を集めるように明日から推薦人集めをしていきたい。今日(パーティーで)あいさつした古川元久元国家戦略担当相、当選8期、一番、期別として先輩になるが、古川さんに選対本部長をお願いしようと思う。すでに仲間の何人かが(玉木氏の)支持を表明しているので、これから8人以上を固めた上で、さらに支持を広げたい」