「野党のねじれ」に与党困惑 第一党は立憲民主党なのか、それとも民進党なのか 「衆院で話をつけても参院で通用しない」

「野党のねじれ」に与党困惑 第一党は立憲民主党なのか、それとも民進党なのか 「衆院で話をつけても参院で通用しない」
「野党のねじれ」に与党困惑 第一党は立憲民主党なのか、それとも民進党なのか 「衆院で話をつけても参院で通用しない」
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 自民、公明両党は、野党再編の余波に困惑している。これまで衆参両院とも民進党が野党第一党だったが、3分裂で臨んだ衆院選の結果、衆院の野党第一党が立憲民主党となり、参院は民進党のまま。交渉窓口となる野党第一党が衆参で異なる「野党のねじれ」が生じたからだ。

 「衆参両院で野党第一党が違っている構造に、よく注意して国会運営をやっていかないといけない」

 公明党の山口那津男代表は2日の党中央幹事会で、野党のねじれに留意を促した。「衆院で政党間の取り決めをしたからといって、それが参院側で通用するわけではない。衆参両院の国対は連携を緊密にしなければならない」と強調した。

 参院自民党の国対幹部も派閥会合で「衆院に民進党がなく、参院に立憲民主党がない状況が続いている。衆参で連携しながら進めたい」と念を押した。

 だが、野党のねじれによる「副作用」は特別国会の会期をめぐって、自民、公明両党の国対を直撃した。

 自民党は会期に関し、衆院側で与野党間協議を行っていたが、「衆院で話をつけても参院で通用しない可能性がある」(国対幹部)との懸念から、参院側に調整を委ねる展開に。参院自民党は早くから会期を12月上旬まで設定するよう主張しており、その通りに落ち着いた。

 野党のねじれは当面続く見通しで、与党はこの状態にしばらく振り回されることになりそうだ。

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