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紫綬褒章 脚本家・演出家の三谷幸喜さん(56)
「こういう会見には慣れていないので…謝罪しなければいけないのかと…本当に申し訳ありませんでした!」
《笑いの脚本家らしい一言で記者会見は始まった》
--いまの気持ちは
「本当にありがたいと思っています。僕は脚本家ですので、自分が書いたものを大勢のスタッフやキャストの皆さんが絵にしてくれて初めて作品ができる。皆さんがいなければ、僕はただの空想癖のおっさんでしかない。本当に感謝しています」
「受章の話を聞いたときにはびっくりしましたが、誰かが僕の作品を見て、名前を挙げてくれたので僕がここにいる。本当に大勢の人に見ていただいているんだなと、観客や視聴者の皆さんに感謝します」
--喜劇への思いは
「映画でも舞台でもドラマでも、笑いは最も大事なアイテム。子供の頃から人を笑わせたりコメディーを見たりするのが好きでした。クリスマス会などで仲間とコメディーをやって、同級生を笑わせるのが僕のスタートでした」
「最初は自分も出ていたんですが、仲間に面白いせりふや役割を振る方がより多くの人を笑わせられる。それに気がついて、自分は役者でなく脚本家で笑いの世界に生きていこうと思いました」