コンクリートがらを他人の土地に不法投棄 42歳男らを廃棄物処理法違反容疑で逮捕 千葉県警

 建物解体などで排出されるコンクリート片を他人の土地に捨てたとして、千葉県警生活経済課などは31日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで千葉県いすみ市岬町押日の自営業、吉田純一(42)と同市若山の会社員、後藤満(60)の両容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は、2人は共謀の上、7月10〜28日頃までの間、計44回にわたり同市内の空き地などに、不要となったコンクリート片など計約110立方メートル(約162トン)を勝手に捨てたとしている。

 同課によると、コンクリート片は同県茂原市内のガソリンスタンド解体時にでたもので、吉田容疑者が親交のあった会社社長から処理を依頼されていた。7月26日に千葉県職員がパトロール中に不法投棄されているのを発見、茂原署に通報した。千葉県が設置した防犯カメラに不審な車が映っており、吉田容疑者らを割り出した。

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