産経抄

「帝国の慰安婦」無罪判決破棄 文在寅政権で進む言論弾圧 韓国では学問の自由を守ろうとする動きがみられない

 ▼元慰安婦の言葉に耳を傾け、多くの史料に当たった労作である。慰安婦の名誉毀損(きそん)に当たる部分などどこにも見当たらない。検察が起訴した時点で驚いたものだ。なんとソウル高裁は27日、朴氏に罰金1000万ウォン(100万円)を命じる有罪判決を言い渡した。前政権下で出た1審の無罪判決は、破棄された。反日ならば真実などどうでもいい、と言わんばかりである。

 ▼日本版は朝日新聞出版から出ている。もともと安倍政権に批判的な朴氏は、歴史問題などで韓国の主張に賛成する日本の文化人とのつながりが深い。そんな韓国で「良心的日本人」と呼ばれている人たちも、判決にはショックを受けているだろう。

 ▼文在寅(ムン・ジェイン)政権下では言論弾圧が予想以上に進んでいる。韓国内で朴氏を擁護し、学問の自由を守ろうとする動きがほとんどみられないという。これが何より恐ろしい。

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