衆院選

自民6議席、前回上回る 茨城

 22日投開票された衆院選は、1区で自民党前職の田所嘉徳氏が前職対決を制し、自民党は平成26年の前回衆院選を上回る6選挙区で議席を獲得した。7区の永岡桂子氏も比例復活で5回目の当選を果たした。希望の党と共産党は、選挙区で議席を得ることはできなかった。

 希望の党は、選挙区で敗れた5区の浅野哲氏と6区の青山大人氏の新人2人が比例復活で初当選を飾った。1区から出馬し、選挙区で敗れた前職の福島伸享氏は比例復活もかなわず落選した。

 7区の無所属前職、中村喜四郎氏は14回目の当選をつかんだ。県内からは、浅野、青山両氏に、6区で勝利した自民党の国光文乃氏を加えた計3人の新人が初当選した。

 投票率は51・53%と前回の55・24%を下回り、戦後最低となった。 (衆院選取材班)

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 ◆前職対決、田所氏に軍配 1区

 県内選挙区で唯一、自民党と希望の党の前職同士の対決となった1区では、自民党前職の田所嘉徳氏が希望の党前職の福島伸享氏らを破り、3選を果たした。

 田所氏は水戸市白梅の会場で当確の知らせを受け、支持者らとともに万歳三唱。田所氏は「人口減少や少子高齢化などが進む中、活力を生み出すために地域と力を合わせて前進していきたい」と喜びを語った。

 比例復活もかなわなかった福島氏は23日未明、水戸市笠原町の選挙事務所で支援者らを前に「結果が伴わなかったのは私の不徳の致すところだ」と深く頭を下げた。記者団に対しては「本来、選挙の争点は安倍晋三政権の継続の是非だったが、『政党の人間劇場』になった」と悔しさをにじませた。

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