衆院選

「おんぶ」の務台俊介氏の敗退確実 長野2区

選挙区での敗戦が伝わり、厳しい表情で支持者らと握手を交わす自民の務台俊介氏=22日午後10時20分ごろ、長野県松本市
選挙区での敗戦が伝わり、厳しい表情で支持者らと握手を交わす自民の務台俊介氏=22日午後10時20分ごろ、長野県松本市

 第48回衆院選の投票は22日午後8時に締め切られ、開票の結果、長野2区で希望元職の下条みつ氏(61)の当選が確実となった。自民前職、務台俊介氏(61)は敗退の見通しとなった。

 務台氏は内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官だった平成28年9月、岩手県の台風被害の被災地視察で長靴を持参せず、職員に「おんぶ」されて水たまりを渡った対応で批判を浴びた。その後反省の姿勢をみせたが、翌年3月に開かれた自身のパーティーで、「おんぶ」対応で政府所有の長靴が整備されたと前置きし、「長靴業界はだいぶもうかった」と発言。辞任に追い込まれた。

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