そんなときに、天谷さんが「私がいる限りLe Sianaはなくなりません」などとブログでつづった。
「Le Sianaは、ファンのみなさんやスタッフのみなさんの協力や支えがあって成り立っています。だから、もっと頑張りたいとの気持ちを込めました」
グループ辞めなくてもできることはある
今夏に新メンバー4人が加わり、6人で再出発して迎える5周年の節目。昨秋には同じ事務所に所属する東大阪市のご当地アイドル「Ellis et Campanule(エリス・エト・カンパニュール)」が活動を始め、3グループをまとめるリーダー的な存在になった。
メンバーの入れ替わりが激しい関西アイドル業界の中で、ただ一人のオリジナルメンバーとして生き残ってきた天谷さんは「この仕事が好きだから続けられたと思います。Le Sianaに入って、かつてない経験がたくさんできています」と話す。
今年9月から奈良県で開催されている「国民文化祭」「全国障害者芸術・文化祭」では、同県のマスコットキャラクター「せんとくん」とともにPR隊を務め、地元への貢献も忘れていない。その一方で、人気雑誌「JUNON」でモデルとして掲載されるなど、活動の幅も広げている。
「Le Sianaをやめなくても、別のことができることを学びました。今後も、大きい何かがない限りやめることはないと思います」と語る。