衆院選

安倍晋三首相「当選したいがために看板を替える人は信用できない」 東京・池袋の演説詳報

 この拉致問題についても、核問題についても、あるいはミサイル問題についても、アメリカや国際社会と連携していかなければなりません。中国の習近平国家主席とも話をしました。ロシアのプーチン大統領、あるいはドイツのメルケル首相とも話をしたんです。

 そういった外交努力が実って、先般、国連で北朝鮮に厳しい制裁を科す決議が満場一致で採択された。北朝鮮に対して厳しい圧力をかけていかなければならない。それは政策を変えるためであります。

 「安倍さん、そんなに圧力かけて大丈夫? 戦争になりませんか?」と言う方がおられます。確かに気持ちは分かります。私は紛争なんか全く望んでいない。紛争を望んでいる指導者なんか世界にはいないんです。

 この20年間、話し合いのための話し合いは意味がないということを経験してきた。1994年の核合意で、北朝鮮はもう核開発をやめると約束をした。そこで、日本や世界は支援をした。日本は電力設備をつくるために、1000億円無利子で貸すという約束をし、400億円は実行した。でも北朝鮮は私たちの目を欺いて核の開発を行ってきたんです。残念ながら、貸した400億円、1円も戻ってきていない。