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手厚い個別支援で就職率97・9%、大阪マザーズハローワークの凄腕

 高い就職率の背景には、求人票だけでは分からない企業の細かな事情を把握し、新たな可能性を見いだすマッチングがある。事務職を希望する女性が多いが、別の職種を提案することも。就職促進指導官の市川美香江さん(45)は「面談で『保育所が見つからない』『車の運転が好き』という話が出て、企業内保育所があり、女性ドライバーの採用に力を入れているタクシー会社を提案したケースもあります。土日も休めて夜勤もないことから、配偶者も賛成して応募し、採用されました」。

 このほか、書類選考なしで人事担当者と会える就職面接会も人気だ。今月6日に開かれた「仕事と子育てが両立できる就職面接会」は、企業3社に対し、約50人が参加した。中学生の子供が2人いるという女性(40)は「スピーディーに担当者と面接でき、自分の思いをしっかり伝えられた」と満足げに話した。

 また、大阪マザーズハローワークならではの取り組みとして注目されるのが、子連れでの参加が可能な面接会。「面接を受けたいが、子供を見てくれる人がいない」という女性たちの声を受け、子供と一緒に面接を受けられる環境を作ろうと、今年5月から始めた。こちらも書類選考はなく、同ハローワーク内で月1回開催している。

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