世界3大映画祭を目指した東京国際映画祭が韓国・釜山にも負けた? 30回続くも岐路に

世界3大映画祭を目指した東京国際映画祭が韓国・釜山にも負けた? 30回続くも岐路に
世界3大映画祭を目指した東京国際映画祭が韓国・釜山にも負けた? 30回続くも岐路に
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 東京国際映画祭(TIFF、主催・公益財団法人ユニジャパン)が、今年も開催される。東京・六本木ヒルズなどをメーン会場に10月25日から11月3日までの間にさまざまな国の映画が上映され、「コンペティション部門」では参加作品が「東京グランプリ」を競う。世界3大映画祭(カンヌ、ベルリン、ベネチア)に肩を並べることを目指して始まった映画祭も30回の節目を迎える。が、どうも内外の知名度も今ひとつ。課題は山積のようだ。

日本で唯一の国際映画祭

 東京国際映画祭は、3大映画祭など世界の映画の祭典を支援する映画製作者の国際組織「国際映画製作者連盟(FIAPF)」(本部・パリ、9月現在31カ国加盟)の公認を得た日本で唯一の映画祭だ。

 産声を上げたのは1985年。つくば万博(茨城県)が開かれた年で、関係者によるとカンヌ映画祭が1946年のパリ万博を契機に始まったことにあやかった。通産省(現経済産業省)の音頭で映画各社が動いた。3回目までは隔年で開催。91年の4回目以降は年中行事となっている。

 初回には特別上映作品「刑事ジョン・ブック 目撃者」(ピーター・ウィアー監督)主演の米俳優、ハリソン・フォードさんが来日、節目の10回目(97年)にはオープニング作品で超大作「タイタニック」(ジェームズ・キャメロン監督)が世界初公開され、主演俳優のレオナルド・ディカプリオさんが花を添えるなどしてきた。

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