女優、柴咲コウ(36)が11日、浜松市の棚田でNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・0)のクランクアップを迎えた。
この日は、最終回(12月17日放送)で主演の柴咲扮する戦国時代の女領主、井伊直虎が、井伊谷の民と実りの季節を迎える場面を棚田で撮影。昨年10月の取材会も同所で行い、「この場所で最終シーンを迎えるという(スタッフの)粋な計らいをありがとうございました」と感謝した。
共演の市原隼人(30)、小松和重(49)らとクランクアップを祝うくす玉を割った柴咲は「(撮影当初は)大河ドラマの主演という大役を1年間やり遂げられるか不安だった」と告白したが、見事に完走し、「精根尽き果てて終わると思ってたら、体力があり余ってます!もう1年できそう」とにっこり。気丈なおんな城主らしく涙は一切見せなかった。
「もう一度、大河ドラマの主演をやりたい?」と質問されると、「もちろんです!」と胸を張り、充実感に満ちあふれていた。