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韓国が恐れる平昌五輪「不参加ドミノ」…北のリスク、五輪の安全保障「誰にも分からない」

 ハンギョレ新聞(同)によると、韓国政府が国連総会に平昌五輪期間に世界中の紛争を中断しようという休戦決議案を提出。バッハ氏に対し「(休戦決議案が)予定通りに採択されれば、安全に対して心配する必要がなくなり、北朝鮮が参加することになれば、さらに安全が保障されるだろう」と述べたという。

 文氏はさらに「韓国で2度のアジア大会とユニバーシアード大会、世界陸上競技選手権大会、サッカーワールドカップなど数多くの国際スポーツ大会を南北の対峙状況の中で開催したが、いつも安全で成功だった」と述べ、安全に問題がない点を強調することに躍起になった。

 ただ、北朝鮮はこれまで「政治・軍事問題が解決される前に、スポーツ交流はあり得ない」という姿勢を見せており、決議案などに北朝鮮が賛同し、五輪にも参加する保証などはどこにもない。

安全かは誰にも分からない

 聯合ニュース(同)によると、文氏は9月はじめ、ロシアのウラジオストクで日本の安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領とそれぞれ首脳会談を行った際、平昌五輪の開催に合わせて両首脳を招待する意向を示したという。7月にドイツで中国の習近平国家主席と首脳会談を行った際にも平昌五輪を機に訪韓するよう要請した。

 9月21日には、ニューヨークの国連本部で国連総会の一般討論演説を行い、平昌五輪を平和の五輪にするとした上で、各国の首脳を平昌に招く意向を示したという。

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