衆院選

奈良2区 強い基盤持つ自民・高市氏に希望新人、共産新人が挑む 

 奈良2区(大和郡山市など)では、強い支持基盤を持つ前総務相の自民前職、高市早苗氏(56)に、希望新人の松本昌之氏(34)と共産新人、霜鳥純一氏(56)が挑む。

 「一番重要なのは、国民の命と財産を守り抜くこと。自然災害や北朝鮮問題など、さまざまなリスクに最大限取り組んでいく」

 高市氏は午前10時、大和郡山市の選挙事務所で出発式を行い、力強く宣言した。

 閣僚(総務相)として挑んだ前回衆院選では公務が影響し、地元入りできたのは選挙期間の約半分。今回は投開票日まで地元に張り付き、有権者に実績と政策を訴える予定だ。

 希望は対抗馬として新人候補を送り込んだが、陣営は「希望がどういう党なのか、結局よく分からないまま。うちは相手を意識せずに、政策中心の選挙をする」と冷静。高市氏も「自分が当選したらこれをやりたい、やってみせるということを真摯に訴えるだけ」と話す。

 一方、松本氏も午前10時、広陵町の選挙事務所で出陣式を実施。「政治家としての実績はないが、手と手を携え奈良を日本一すばらしい場所にする」と声を張り上げ、街宣に飛び出した。

 東京在住の弁護士で、希望の公認候補に決まったのは公示の1週間前という慌ただしさだったが、出身地の広陵町を中心に選挙区をこまめに回る。区割り改定で新たな市町が2区に加わったこともあり、「高市さんの名前を(投票用紙に)書いたことがない地域を中心に支持を訴えたい」と浸透を急ぐ。

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