「エッサ、エッサ」 太鼓を威勢良く持ち上げ 太鼓御輿巡行 大阪・吹田の神社

太鼓を威勢良く持ち上げる「担手」の青年たち=大阪府吹田市
太鼓を威勢良く持ち上げる「担手」の青年たち=大阪府吹田市

 大阪府吹田市山田東の山田伊射奈岐(いざなぎ)神社で8日、秋祭りがあり、市無形民俗文化財に指定されている勇壮な太鼓神輿(みこし)巡行が行われ、熱気に包まれた。

 豊作を祈って江戸時代に始まったとされるが、戦後一時衰退。昭和55年、氏子らが太鼓神輿保存会を結成して復活させた。

 早朝、濃紺の法被を着た「担手(かぎて)」の青年たちが2基の太鼓を担いで威勢良く神社を出発し、神輿の先導をしながら広い山田地区の住宅街へ。太鼓には、小学4年男児の「乗り子」が交代で5人ずつ乗り込んで太鼓を打ち鳴らし、担手が「エッサ、エッサ」と声を張り上げて太鼓を持ち上げると、見守る町内の人たちから拍手がわき起こった。

 夕刻、神社前の交差点で一行が練り歩いた後、神社境内の神木前で、太鼓の担手が力を競い合う「きあたり」が行われ、祭りはクライマックスを迎えた。