【カタルーニャ州独立問題】反独立派がデモ ラホイ首相は「直轄統治」の非常手段辞さず(1/2ページ) - 産経ニュース

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カタルーニャ州独立問題

反独立派がデモ ラホイ首相は「直轄統治」の非常手段辞さず

 【パリ=三井美奈】スペイン東部カタルーニャ自治州の州都バルセロナで8日、州政府による独立宣言に反対するデモが行われた。中央政府のラホイ首相は7日、全国紙パイス(電子版)のインタビューで、独立阻止のため「どんな措置も排除しない」として同州の自治権剥奪も辞さない構えを示し、州政府への圧力を強めた。

 8日のデモには、州警察の発表で約35万人が参加した。1日の住民投票以来、独立反対派が行う州内最大の集会となった。住民投票で賛成が90%に達したのを受け、プチデモン州首相は10日に州議会で演説する予定。独立宣言を行うとの観測が高まる中、7日にはバルセロナで数千人が白い服装を身につけて、政治対話を求めるデモを実施。首都マドリードでは数万人が国旗を振って独立反対を訴えた。

 ラホイ氏のパイス紙での発言は、スペイン憲法155条が定める「非常措置」発動の可能性を示唆したもの。自治州が違法行為で国家に不利益を与えようとした場合、中央政府は「必要な措置」をとれると明記し、自治州に対する直轄統治を認めている。