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団地活用で新機能を 介護事業所→地域拠点に

【ゆうゆうLife】団地活用で新機能を 介護事業所→地域拠点に
【ゆうゆうLife】団地活用で新機能を 介護事業所→地域拠点に
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 住民の高齢化と建物の老朽化が進んでいる大規模団地で近年、さまざまな高齢者サービスが生まれている。団地の一室に介護事業所を設けて地域の拠点になることを目指したり、まるごと一棟を高齢者住宅にリフォームしたり。かつて若い家族らで活気にあふれていた団地が、新たな機能を発揮できるか注目されている。(佐藤好美)

◆一部屋で多機能

 JR東海道線の辻堂駅からバスで約15分。神奈川県藤沢市にある団地「パークサイド駒寄(こまよせ)」(約240世帯)の3LDKの一室に、小規模多機能型居宅介護事業所「ぐるんとびー駒寄」がある。

 小規模多機能型居宅介護事業所は、高齢者が通ったり、そこから訪問介護に来てもらったり、泊まったりもできる介護保険の新しいサービス。要介護度に応じて利用料は月額で定額だから、比較的柔軟なサービスを提供できる。ぐるんとびーの代表で理学療法士の菅原健介さんは「団地の一部屋を使うのは、日本初」と言う。

◆変わらぬ生活

 9月のある日、車いすの女性利用者2人が、スタッフに付き添われてランチから帰ってきた。障害者や家族が運営する近隣のカフェでホットドッグを食べてきたのだ。

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