衆院選の公認をめぐって、民進党公認で1区から立候補する予定だった仙台市議の岡本章子氏(53)は4日、リベラル系の新党「立憲民主党」から立候補すると表明した。ただ、1区には民進党の仙台市議が希望の党の公認を受け、立候補を表明。民進党にとっては分裂含みの選挙となり、将来に禍根を残しかねない状況となった。
また、民進党公認で出馬する予定だった2区の県議、鎌田さゆり氏(52)は無所属での立候補を模索している。
この日、仙台市内の事務所で取材に応じた岡本氏は立憲民主党側に口頭で公認を申請したとし、「無所属も考えたが、(今回の選挙は)政党間の争いになる。一番近いと思われる政党から出ることを決意した」と話した。また、希望の党については「一部の人たちを選んでいくやり方には賛同できない。広くいろんな方々が声を出せる政治を目指したい」とした。