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希望の党(代表・小池百合子東京都知事)が3日、発表した衆院選(10日公示-22日投開票)の第1次公認候補。広島県内では7選挙区中、2、4、5、6、7区に計5人を擁立した。希望の党へ公認申請するとしていた民進党の立候補予定者4人は立場が分かれた。
民進党の立候補予定者4人では、2区で元職の松本大輔氏、7区で新人の佐藤広典氏が公認された一方、3区で新人の塩村文夏氏、4区で新人の恵飛須圭二氏が第1次公認から外れた。
ほかに、希望の党が公認したのは、4区で新人の上野寛治氏、5区で新人の橋本琴絵氏、6区で元職の佐藤公治氏。
佐藤公治氏は公認を受けて報道陣の取材に応じ、全力で議席を目指す決意を述べた。近く立候補表明の会見を開くとしている。上野氏は「しがらみある政治をリセットする」と力強く訴えた。
民進党4人の中で公認された松本氏は、立場が分かれたことに「複雑な思い」としながらも、「他の人の分まで頑張りたい」。佐藤広典氏も「丸ごと合流という認識だったので、それがかなわず複雑。今は自分の選挙を精いっぱい戦うことが課せられた責務」とし、「公示まで1週間しかない。党籍が突然変わったことで、印刷物の内容変更など通常の選挙準備の1・5倍から2倍の仕事量が必要」と気を引き締めた。