衆院選

亀井静香元金融担当相が政界引退へ 衆院選に出馬せず

亀井静香元金融担当相(早坂洋祐撮影) 
亀井静香元金融担当相(早坂洋祐撮影) 

 亀井静香元金融担当相(80、無所属)は4日、衆院選(10日公示-22日投開票)に出馬せず、政界を引退することを決めた。引退理由について「後進に道を譲るため政界から身を引く」と述べた。5日午後に地元の広島県尾道市で記者会見し、正式に表明する。

 亀井氏は昭和54年の衆院選に自民党公認で当時の広島3区から出馬し初当選。運輸相や建設相、党政調会長などを歴任した。郵政民営化に反対して平成17年に離党(除名)し、国民新党を旗揚げした。旧民主党政権時代には金融・郵政改革担当相に就いた。

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