千葉6区から出馬を予定している民進党の元職、生方幸夫氏(69)が、民進党の枝野幸男代表代行らが2日に設立を表明した「立憲民主党」から出馬する意向を固めたことが分かった。生方氏は同日、産経新聞の取材に「民進党の受け皿となる新党にする」と決意を表明した。
生方氏は新政党「希望の党」への民進からの合流について、代表を務める小池百合子東京都知事が「全員を受け入れる考えはさらさらない」と選別・排除路線を打ち立てたのに対し、「小池氏の一義的なやり方には納得いかない。もう少し筋を通してもらいたかった」と述べた。
枝野氏や民進の赤松広隆元衆院副議長らと「民進党の受け皿となる新党を作るしかない」と協議。構想段階から新党の計画に参加していたことも明らかにした。
生方氏は元読売新聞記者。平成8年の衆院選で旧民主党公認で出馬し、比例復活で初当選。5期務め、野田第3次改造内閣では環境副大臣を担った。