合流拒否に「光栄」
希望の党から、合流を拒否された候補予定者もいる。
福岡3区で民進党からの出馬を予定していた元職、山内康一氏は9月30日の段階で「自分は組織人として組織の決定に従う。希望の党でやる前提だ」と、取材に答えていた。
ところが2日になって、希望の党の公認が得られない見通しとなった。
山内氏は、枝野幸男民進党代表代行に近く、党内左派と目される。山内氏は「枝野さんと考えが近いのは事実であり、今から否定しても否定できない。今後、枝野さんの新党か、無所属か、いろいろな可能性がある。ただ、希望の党から『小物だけど、潰さなければいけないリベラル』と思われたことは光栄です」と語った。