合流判断を覆すための両院議員総会開催を求める署名を集める動きが出るなど、党内は混迷を極めている。ただ、排除される民進党のリベラル派も生き残りをかけて動き出した。
赤松広隆元衆院副議長は30日、名古屋市で記者団に「新しい政党も選択肢の一つ」と言及した。
新党を作るには、原則国会議員5人以上の参加が必要だが、衆院解散に伴い前衆院議員はカウントできない。そこで「参院民進党の現職から5人を借りて『救済新党』を作る」(閣僚経験者)案が浮上している。政党に所属して衆院選に出馬すれば、比例代表で復活当選する可能性が生まれるなど、メリットが多い。