加藤達也の虎穴に入らずんば

地図から日本列島を消した韓国 日本軽視の根本は「怒らない国民性」にある 

平昌五輪公式ホームページの世界地図。27日午前12時半ごろ、削除されていた日本列島と樺太がひっそりと再掲載された(ホームページから)
平昌五輪公式ホームページの世界地図。27日午前12時半ごろ、削除されていた日本列島と樺太がひっそりと再掲載された(ホームページから)

 北朝鮮の恫喝にすっかり目立たなくなっているが、実は韓国では文在寅(ムン・ジェイン)政権下、国や地方自治体が慰安婦問題の扇動の先頭に立つ動きが目立ってきた。

 直近1週間だけでも、国立墓地に慰安婦追悼碑を政府主導で設置する計画を発表(9月25日)▽8月14日を「慰安婦被害者をたたえる日」と定める法案を国会の委員会が可決(同27日)-などがあった。

 ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像については、管理するソウル市鍾路(チョンノ)区が「公共造形物」の第1号に指定した。違法設置の像に自治体がお墨付きを与えるもので、像の撤去や移設を困難にするわけだから、ほぼ間違いなく日韓関係の悪材料になるだろう。

 北朝鮮の挑発に対しては制裁を含め外交・安全保障面での関係強化の必要性を認めているはずだが、発足5カ月足らずの文政権がここまで日本の気持ちを逆なでするのは異様だ。韓国は単独で北に対抗できないことを知っているから外交の場では各国に同調してみせる。国内では国民情緒に寄り添ってみせなければ支持を失う-。

 そんな中、国内で誰もノーを言わない安全な国民情緒が日本軽視である。協定や合意を幾度、踏み倒しても心底怒らない国の抗議はかわしやすいに違いない。

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