民進党のリベラル派の代表格である枝野幸男代表代行は1日、東京都の小池百合子知事が代表を務める国政新党「希望の党」から公認を得られない可能性がある状況を踏まえ「民進党の理念・政策が変わるなら、いろいろな判断がある」と述べた。10日公示、22日投開票の衆院選に無所属で出馬するか、新党結成も念頭にあるとみられる。
民進党全体での事実上の合流を目指す前原誠司代表に対し、小池氏はリベラル派を公認せず「排除」する構えをみせている。
枝野氏は1日朝に前原氏に電話で「前提が違うなら納得できない」と伝え、状況の説明を求めた。前原氏は「夕方まで待ってほしい」と述べたという。その上で枝野氏は「みなさんに納得できる説明が報告があるだろう。そうでなかった時は、そのとき考える」と述べた。国会内で記者団の取材に応じた。