経済インサイド

内田有紀さんもCM出演 通販型自動車保険 伸び悩むもIT融合で大化けする?

 通販型の最大の魅力は価格だ。保険を販売する代理店に支払う手数料が不要なため、保険料を安く抑えられるメリットがある。条件などによっても異なるが、代理店型の保険よりも一般的に3〜4割程度は安いとされている。

 欧州では自動車保険の4割が通販型の国もあり、関係者はその動向に固唾をのんだが、心配は杞憂(きゆう)に終わる。通販型保険の市場は予想に反して伸び悩んだのだ。

 通販型自動車保険の販売から撤退したのはアメリカンホームだけではない。同社に続いて海外などから参入が相次いだが、これまでに計6社が撤退や吸収合併に追い込まれている。

 国内の大手損保担当者は「同じような保険しか売られていなかった日本では、保険を選ぶという意識が少ない。ましてや命に関わる保険を、通販で加入することには相当な抵抗があったのだろう」と分析する。日本では自動車ディーラーが保険代理店を兼ねていることも多く、車を買ってそのままディーラーが薦める保険に加入することが少なくないという理由もあった。