詰め込まない
洗濯機で洗うときは、詰めすぎると汚れ落ちが低下してしまう。「容量の7割が目安」と山縣さん。縦型洗濯機の場合、洗濯槽の内側の上部が5センチ程度見えているのが理想だ。
衣類の大きさに合った洗濯ネットを使えば、シワを防ぐことができる。ネット1枚に衣類は1枚で、畳んで入れる。山縣さんは「ワイシャツなら30センチ×33センチ程度の大きさのネットだと中で衣類が動かず、汚れも落ちます」。小さすぎると汚れが落ちにくく、大きすぎると脱水時にかたよってしわができてしまう。
脱水後は、すぐに取り出して両肩を持って振りさばき、しわを伸ばす。軽く引っ張り、形を整えて干す。
涼しげなサマーニットは、洗濯機で洗うなら、ネットに畳んで入れる。手洗いする場合は、洗濯おけの大きさに合わせて四角くたたむ。両手のひらで「軽く押す」「力を抜いて浮かせる」を繰り返す。洗いから脱水まで畳んだ形を崩さないのがポイントだ。ハンガーにつるすと、肩や袖が伸びるので平干しにする。