【衆院解散】安倍晋三首相が街頭演説「ブームで未来作れない」 希望・民進合流を牽制 7割は北朝鮮情勢 - 産経ニュース

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衆院解散

安倍晋三首相が街頭演説「ブームで未来作れない」 希望・民進合流を牽制 7割は北朝鮮情勢

JR川口駅前で街頭演説を行う安倍晋三首相=29日午後、埼玉県川口市(納冨康撮影)
JR川口駅前で街頭演説を行う安倍晋三首相=29日午後、埼玉県川口市(納冨康撮影)

 10月の衆院選に向けて与党は29日、小池百合子東京都知事率いる「希望の党」の動きに批判を強めた。安倍晋三首相(自民党総裁)は29日、埼玉県川口市のJR川口駅前での街頭演説で「残念ながら日本の未来を作るのは(新党)ブームではできない」と訴え、民進、希望両党の合流を牽制(けんせい)した。

 首相はメディアが連日、希望の党を軸とした野党再編を取り上げていることを念頭に「当選のためにどの政党に移るか。政党を解体してしまうか。どの政治家とどの政治家が会っているか。そんな話題ばかりだ」と語った。

 一方、首相は北朝鮮情勢について演説の7割を割いた。「しっかりと圧力をかけて北朝鮮から話し合いを求めてくる状況をつくる。そのためには国民の信を得た政権でなければ強い外交力を展開できない」と訴え、圧力重視の方針に理解を求めた。

 菅義偉官房長官は29日の記者会見で、民進、希望両党の合流について「過去の経験からして、新党ができて、また分裂する。信念のない政治というのは長続きしない。政治に停滞と混迷をもたらす」と皮肉った。

 自民党と連立を組む公明党の山口那津男代表も大阪市内での街頭演説で、民進党出身者の希望の党への合流について「希望も夢もあったものではない。『当選ファーストの党』みたいなものだ。野望、野合の党と言われている人たちに政権を任せられない」と批判した。