過去の橋下氏発言後の対応理由に…米SF市の慰安婦像設置再検討決議、自公大阪市議団が反対…否決へ

 碑文には「日本軍に性奴隷にされた数十万人の女性や少女」などと事実無根の内容が含まれている。展示スペースは私有地だが、今後、市に寄贈されて公有地となる見通し。これに先立ち、サンフランシスコ市議会は、9月22日を「慰安婦の日」に制定する決議を全会一致で採択している。

 維新が提案する予定の再検討要求決議案では、平成27年に慰安婦問題について最終的かつ不可逆的な解決を確認した日韓合意がなされたことを指摘。その上で、像と碑文が設置され、慰安婦の日を制定することは「合意の精神を傷つけるものと言わざるを得ず、姉妹都市の議会として看過できない」としている。

 また、慰安婦の日制定決議の提案理由に「日本の慰安婦制度が人身売買への道を切り開いた」などと事実に反する記載があることにも言及。将来にわたる良好な関係を築いていくため、像と碑文がサンフランシスコ市へ寄贈され、公有地に設置されることになる事態について「再検討を強く求める」と訴えている。

「像設置には賛同しない」も…

 自民は決議案に賛成しない理由の一つとして、橋下前市長が25年、第二次大戦中の慰安婦に関して「(当時)慰安婦制度が必要だということは誰にだって分かる」などと発言した後の対応のまずさを挙げる。