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麻生太郎財務相「小池氏の感性おかしい」 小池新党の増税凍結方針に対し

閣議に臨む安倍晋三首相(左)と麻生太郎副総理兼財務相=26日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)
閣議に臨む安倍晋三首相(左)と麻生太郎副総理兼財務相=26日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 麻生太郎財務相は26日の閣議後の記者会見で、東京都の小池百合子知事が国政新党「希望の党」を立ち上げると表明し、日経新聞のインタビューで景気が回復するまで消費税増税は凍結する考えを示していることについて、「東京で(景気回復を)実感できないという小池氏の感性はおかしい」と述べた。

 麻生氏は「東京が一番景気の回復を実感している所だと僕は思う」と強調。景気回復の実感がないことは、「東京以外の人が言うのはまだ分かるが」と皮肉交じりに話した。

 一方、安倍晋三首相が消費税率10%引き上げ後の増収分の使途を変更し、教育財源に充てる意向を表明したことについては、平均寿命の伸びに合わせて、「福祉とか教育は抜本的に作り替えないといけない」と話した。

 増税分の使途変更の財政健全化への影響については「(財政の健全性を示す基礎的財政収支の黒字化目標を)平成32年度までに(達成)できにくくなる」とした上で「34年か35年など目標を決めてやっていかなないといけない」と語った。

 また生産性向上に向けた税制上の対応について、400兆円以上に積み上がっている企業の内部留保に触れ、「それをいろんな形で積極的に使っている企業を優遇するとか、いろいろな考え方はある」との認識を示した。

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