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貧困の連鎖断ち切る「フェアトレード」ファッションで途上国支援

【WOMEN】貧困の連鎖断ち切る「フェアトレード」ファッションで途上国支援
【WOMEN】貧困の連鎖断ち切る「フェアトレード」ファッションで途上国支援
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 ファッションを通じて、途上国を支援する女性たちが増えている。環境破壊や紛争、人身売買、児童労働…。背景にあるのが「貧困問題」といえる。低賃金や不当労働ではなく、適正な対価を現地の人に支払うフェアトレード、貧困の連鎖を断ち切る職業訓練など、支援の輪が広がっている。

 ブラジルの貧困地域の女性が作るリサイクルアルミ缶でできた「プルタブバッグ」を手がけるのが、フェアトレードのセレクトショップ「ラブ&センス」(大阪市西区)代表の高津玉枝さん(56)。

 フェアトレードに深く興味をもつようになったのは、平成10年頃。当時は物価が下がり続けるデフレが進み、経営していたマーケティング会社ではコスト削減が至上命題だった。原価が安く設定されることは、生産者のコストにしわ寄せが行くことに気付き、NGOが主催するスタディーツアーに参加。インドの奥地の貧困の現状、収穫高を上げるための大量の農薬散布など、環境破壊を目の当たりにした。