「一番数字を持っている」ライター・ヨッピーさんが語る 「若い人ほど司馬遼太郎を読むべき」(5/6ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

「一番数字を持っている」ライター・ヨッピーさんが語る 「若い人ほど司馬遼太郎を読むべき」

 もともと本を読むのは好きだった。作家、司馬遼太郎(1923〜96年)の作品は「だいたい全部読んだ」と振り返る。

 「司馬作品は、現代に通じることが多いと思うんですよ。例えば、『項羽と劉邦』。項羽は優秀なリーダーなのに、苛烈なあまり下の人間がついてこない。劉邦はダメなリーダーですが、彼独特の愛嬌(あいきょう)や魅力があったからこそ愛され、天下を取れた。欠点が多いことを逆手にとったリーダー像もあるわけです」

 ヨッピーさんは、若いサラリーマンにこそ司馬作品をお薦めしたい、と語る。

 「今の権力を持っている人は、だいたいみんな司馬ファンなんですよ。司馬作品の話をしてあげれば、『お、こいつ分かっているな』と思われるし、『これは読んだ?』みたいに話題がつながりますから。おっさんとコミュニケーションを取るときは、めっちゃ使えますよ」

「銭湯神」が熱く語る「交互浴」

 ヨッピーさんは自身の原動力に「読者」「銭湯」を挙げる。読者は分かるが、銭湯?

 「僕が育った大阪の下町では、子供たちだけで銭湯に行く習慣があったんですよ。だから、銭湯はもともと好きでした。上京後、僕はひどいアトピーに悩んだ時期があったんですが、そんなときに銭湯に通ったところ、症状が和らぎまして。どハマリしました」

 今も週5〜6回のペースで銭湯に通っている。お薦めは、サウナや熱いお湯と、水風呂の入浴を交互に繰り返す「交互浴」という方法だ。

 「(科学的な)エビデンス(証拠)はないので、体調には気を付けて」とことわったうえで熱く語る。