「一番数字を持っている」ライター・ヨッピーさんが語る 「若い人ほど司馬遼太郎を読むべき」(4/6ページ) - 産経ニュース

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「一番数字を持っている」ライター・ヨッピーさんが語る 「若い人ほど司馬遼太郎を読むべき」

足を使うのは当たり前のこと

 いわゆるコタツ記事(「取材せずに書く記事」の意味としてインターネットで使われている言葉)が幅を利かせるネット記事において、ヨッピーさんが書いたものは独自の存在感を発揮している。

 「『ちゃんと現地に行って偉い』とか言われますけど、それって当たり前のことじゃないですか。それで褒められるのって、やっぱりおかしいですよ」

 近年は、他人の記事や写真を無断掲載するバイラルメディア(誘客のためSNSで記事が拡散することに傾注した媒体)や、不正確な記事や著作権無視の転用が次々と発覚した医療系サイト「WELQ(ウェルク)」などキュレーションサイト(情報まとめサイト)の問題でも批判の先鞭(せんべん)を付けた。

 ヨッピーさんの記事は、「バズる」(ネット上で話題になる)ケースが多い。バズる記事は、どうすれば書けるのか-。

 「大事なのは、自分の思いを込めること。バズるとは、人の気持ちが動くことなんです。書き手が好きなものへの熱や思い入れを文章に込めるからこそ、読者は(記事の)シェア(共有)をするのだと思います」

若いサラリーマンにイチ押しの作家は…

 ヨッピーさんが記事を書き始めたきっかけは、大学生の頃にさかのぼる。当時ハマッたゲーム「ディアブロ2」をプレイするため、借金してパソコンを購入。

 次に、別のゲーム「スタークラフト」の交流掲示板(ネット上の情報交換の場)に出入りし、面白いテキストサイト(1990年代中期から2000年代前期に流行した、文章がメーンのウェブサイト)に出合ったことで、自分も記事を書くようになったという。