「石見川本の思い出に」箸袋に駅名標かたどり 島根の主婦が考案商品化

 平成30年春の廃止が決まっているJR三江線の石見川本駅(島根県川本町)の駅前で、駅名標をかたどった箸袋の割り箸が、観光客向けの土産物として販売されている。

 製作・販売を手がけるのは地元の主婦、横田真未さん(34)と真苅裕美さん(30)。2人とも、結婚を機にこの地へ移住した。

 同駅に午後0時18分着の列車は、午後1時45分に出発するまでの1時間27分間にわたり停車するダイヤ編成になっている。このため、観光目的の乗客はこの時間を利用して駅周辺で食事や散策などを楽しんでいる。この途中下車の観光客に喜んでもらおうと、2人が新しい土産物の商品化に取り組んだ。

 地名や駅名の「川本」と「お手もと」の語呂合わせで割り箸を土産物に。鉄道利用の観光客向けとして、箸袋を駅名標に似せたデザインにし、白地に「石見川本」、青地に「←きろはら」「いんばら→」と、次の駅名を記載。裏側には「江津」「三次」などと始発駅や終着駅も記した。

 「メジャーなお土産のない町。せっかく三江線に乗って川本へ来てくれた人たちの思い出づくりに貢献できれば」と横田さん。1セット(5膳入り)300円。2人の都合がついた日の午後0時18分〜同1時45分、駅前のおもてなしサロン前で販売している。

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