仙台市のレジャー施設「仙台ハイランド」(閉鎖)のサーキット場跡地から出たアスファルトなどのごみを不法に投棄したとして、宮城県警生活環境課などは20日、廃棄物処理法違反の疑いで、同県内や大阪府内の建築業者など複数の関係先を捜索した。同課は、少なくとも5千トンのアスファルトなどが敷地内に投棄されたとみて捜査している。
仙台ハイランドのサーキット場は平成26年に閉鎖され、今年6月から太陽光発電所施設の建設のため工事中だった。
同課によると、アスファルトはサーキット場に敷設されていたもので、敷地内に埋められている可能性があるという。
捜索では工事の書類などを押収。同課は業者関係者らから任意で事情を聴いている。