「危険性認識できず」元船頭主任に逆転無罪 天竜川転覆事故で東京高裁

 業務上過失致死罪に問われた元営業課長と乗船していた元船頭は起訴内容を認め、いずれも執行猶予付き有罪判決が確定している。

 事故は23年8月17日、浜松市の天竜川で発生。乗客乗員23人が乗った川下り船「第11天竜丸」が岩場に衝突して転覆、2歳の幼児を含む乗客4人と船頭1人が死亡した。同社は川下り事業を廃止した。

 東京高検の曽木徹也次席検事のコメント 「主張が認められず誠に遺憾だ。判決内容を十分に検討し、適切に対処したい」

 天竜浜名湖鉄道の植田基靖社長の話 「亡くなった方々のご冥福をお祈りし、遺族の皆さま、被害に遭われた皆さまに改めて深くおわび申し上げる」