「権力者側が自分の都合で解散するのは果たして良いものか」 河野洋平元衆院議員が安倍晋三首相に苦言

「権力者側が自分の都合で解散するのは果たして良いものか」 河野洋平元衆院議員が安倍晋三首相に苦言
「権力者側が自分の都合で解散するのは果たして良いものか」 河野洋平元衆院議員が安倍晋三首相に苦言
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 河野洋平元衆院議長は20日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、安倍晋三首相の28日召集予定の臨時国会冒頭に衆院を解散する意向について「権力者側が自分の都合の良いときに、自分の都合で解散するのは果たして良いものか」と苦言を呈した。要旨は次の通り。

【衆院解散】

 臨時国会は3カ月前に野党が要求した。(森友・加計学園など)問題がいろいろあるから、臨時国会で国民の持つ懸念、不安を説明すべきだと。野党が要求していた臨時国会をずっと開会せずに引っ張ってきて、ここにきて臨時国会を開いて、しかも冒頭に解散するという。問題の説明もしなければ、懸念を払拭しようという努力もしない。安倍さんはこの問題について「できるだけ丁寧に説明する」とずっと言ってきた。それが一度も丁寧な説明もしないで冒頭で解散する。私には理解できない。

 権力者側が自分の都合の良いときに、自分の都合で解散するのは果たして良いものか。私に言わせれば、権力者が自分の都合で解散する場合は、解散後の態勢は残余の任期をつとめるということでないとおかしい。4年間の任期を2年近く残して、解散するならば、新しい態勢は残りの任期をつとめる。本来の任期4年ごとにきちんとやるべきだというのが本当じゃないだろうか。