〈第29回高松宮殿下記念世界文化賞(演劇・映像部門)の受賞が決まったバレエ界のスーパースター。ミーシャの愛称で知られ、世界中のファンを魅了してきた〉
過去の受賞者の名前を見れば、すごいの一言に尽きます。私の友達も含まれていて、音楽家のギドン・クレーメル(ラトビア、第28回受賞者)、バレリーナのマイヤ・プリセツカヤ(ロシア、第18回受賞者)、コンテンポラリー・ダンサーのマース・カニングハム(米国、第17回受賞者)がそうです。
彼らと同様に、誰かが受賞者の一人として私の名を口にするようになるのかと思うと、これ以上の名誉はありません。同時に私は、受賞に対して大きな責任も感じており、身が引き締まる思いです。
〈バレエダンサーとしては小柄ながら10代で頭角を現し、一躍スターダムへのし上がった。自分なりのスタイルで幾多の演目で最高の役どころを創り出してきた〉