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来年に創刊50周年の節目を迎える「週刊少年ジャンプ」(集英社)と、今年が40周年の「月刊コロコロコミック」(小学館)の人気少年誌2誌が、これまでの歩みを振り返る展覧会を相次いで開催している。いずれも懐かしのキャラクターに再会できることから、かつて少年少女だった大人たちの心をときめかせる展示内容となっている。
『男一匹ガキ大将』『キャプテン翼』『ドラゴンボール』『北斗の拳』…。東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「週刊少年ジャンプ展」会場には、かつて誌面を彩った作品の原画が並ぶ。憧れのキャラクターとともに、「へのつっぱりはいらんですよ!」(『キン肉マン』)などの名言が並んだ巨大なパネル展示もあり、熱心に鑑賞するファンの姿が目立つ。
同展は50年の歩みを3期に分けて紹介。現在開催中の「Vol.1」では、1968年の創刊から80年代までの作品を展示。『スラムダンク』や『るろうに剣心』といった90年代の作品は来春に、『ワンピース』や『NARUTO』など、2000年代から現在までの人気作は来夏の展示で特集する。