おたふくかぜで2年間に難聴336人 耳鼻咽喉学会「ワクチン定期化を」

 同学会の守本倫子(のりこ)乳幼児委員長は「『(おたふくは)自然にかかっておいた方がいい』という噂は間違っている。ワクチンの定期接種化を進め、難聴になって後から苦しむ人をなくしたい」と話していた。

 ◇用語解説

 おたふくかぜ

 ムンプスウイルスにより、耳下腺(耳の下の唾液腺)が腫れる感染症。両側の耳下腺が腫れると「おたふく」の面のようになるので、おたふくかぜといわれる。2〜3週間の潜伏期間後に耳下腺が腫れ、痛みや熱を伴うことも多い。特効薬はなく鎮痛剤などの対症療法が中心。髄膜炎や脳炎などの合併症を起こす場合もある。