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日航機、左エンジンで炎 バードストライクか 羽田に引き返し緊急着陸

 5日午前11時すぎ、羽田空港を離陸したニューヨーク行きの日本航空6便ボーイング777で、左エンジンにトラブルが起きたとの表示が出た。左エンジンで一時、炎が確認され、同機は管制官に緊急事態を宣言、羽田に引き返し、午後0時9分に着陸した。乗客乗員は計248人で、けが人はいなかった。

 日航によると、鳥が衝突するバードストライクが原因とみられる。左エンジンを停止させて着陸した。ボーイング777はエンジンが2基あり、1基が停止しても飛行は続けられる。

 同機は午前11時に羽田を離陸。国土交通省東京空港事務所によると、このトラブルの影響で羽田空港の滑走路1本が閉鎖された。

 東京都大田区の大田スタジアムにいたフリー記者、安倍昌彦さん(62)は「離陸と同時に破裂音が2、3回聞こえた。普通の飛行機より半分ぐらいの高度で旋回したので、何かトラブルがあったのかなと思った」と話した。

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