憲法改正

自衛隊合憲は、軍事力の必要・許容性のバランスは…日本維新の会、9条改正議論スタート

 日本維新の会は2日、憲法改正本部会議を大阪市で開き、安倍晋三首相(自民党総裁)の改憲案表明を受けた党内の意見集約を開始した。松井一郎代表(大阪府知事)、馬場伸幸幹事長ら党幹部に加え、地方議員や学生も参加して意見を交わした。党法律顧問の橋下徹前大阪市長も出席した。

 維新は「おおさか維新の会」時代の平成28年3月に「教育無償化」「統治機構改革」「憲法裁判所設置」に関する憲法改正原案をまとめたが、9条には触れていなかった。「大阪都構想」をめぐる27年5月の住民投票で敗れた経験から党内で慎重論が根強かったためだ。しかし、9条1、2項を維持した上で自衛隊の存在を明記する案を首相が提示したことを踏まえ、「逃げるわけにはいかない」(松井氏)として意見集約に着手した。

 会議では、小沢鋭仁憲法改正調査会長が衆参両院の憲法審査会での議論の現状や、海外での改正の事例を説明し「わが党は『時代の要請で必要な憲法改正はやりたい』と一貫して言っている。改正のエンジンにならないといけない」と訴えた。この後、非公開で意見交換が行われた。

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