北朝鮮情勢

北朝鮮北東部で人工的な揺れ、6回目の核実験の可能性も

 北朝鮮は8月上旬、米領グアム沖への弾道ミサイル発射計画を公表。金正恩朝鮮労働党委員長がその後、「米国の行動を見守る」と発射の保留を示唆し、一時緊張緩和に向かうとの観測もあったが、8月29日には、中距離弾道ミサイル「火星12」を、北海道上空を通過する形で太平洋側に発射し、日米への対決姿勢を鮮明にしていた。核実験について、韓国当局などは「いつでも実施できる状態を維持している」と分析していた。

 北朝鮮の7月の2度にわたる大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、国連安全保障理事会は8月初め、北朝鮮からの石炭などの輸出を全面的に禁じる制裁決議を採択。今回、核実験なら、制裁への対抗も意味し、制裁がさらなる挑発を誘発したともいえ、効果の限界も露呈した形だ。