東京都慰霊堂の敷地で小競り合いも 朝鮮人「虐殺」追悼めぐり

 関東大震災の犠牲者を悼む東京都慰霊協会主催の大法要が1日に営まれた東京都慰霊堂(墨田区)の敷地では、震災時に「虐殺」されたとする朝鮮人らを追悼する式典や、その犠牲者数に疑問を唱える団体の慰霊行事も行われ、大勢の警察官が警戒する中、小競り合いが散発するなど物々しい雰囲気に包まれた。

 毎年、ボランティアで大法要の受け付けをしている墨田区の自営業男性(71)は「午前中だけで2回くらい、警察官が仲裁するトラブルを見かけた。今年は特に警察の数が多く、例年とは違う雰囲気。慰霊の日なのだから、亡くなった人々の霊を静かに追悼する日であってほしい」と話していた。

 朝鮮人犠牲者追悼式をめぐっては、小池百合子知事が今回の式への追悼文送付を断ったため、主催者などから抗議の声が上がっていた。

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