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病と生きる 歌手・研ナオコさん(64) 舞台で大腿骨頸部を骨折「あまりの痛さで呼吸ができないほど…」 早めのリハビリでピンヒール履いて復帰

写真 松本健吾
写真 松本健吾

 舞台公演中に転倒し、右大腿(だいたい)骨頸(けい)部を骨折した歌手の研ナオコさん。全治3カ月の診断だったが、1カ月でスピード復帰。「早く舞台に立ちたい」との一心でリハビリをした成果だが、同じように骨折でリハビリ中の人には「無理は禁物。自分のペースでがんばって」とエールを送る。(聞き手 平沢裕子)

 骨折したのは3月、甲府市で、梅沢富美男さんとの舞台公演中、ゴザの上を足袋で歩いていたらするっと滑ったんです。体が真横に浮き上がり、腰からドーンと落ちました。自分では覚えていないのですが、すごい大きな音が2階席まで響いたそうです。

 あまりの痛さで呼吸ができないほどでした。痛みをこらえて何とか立ち上がったものの、右足がぐにゃっとなって、また倒れ込んでしまった。舞台の裏から「大丈夫?」と聞かれたので、「大丈夫じゃないみたい」と伝えたら、梅沢さんが舞台袖に抱えて運んでくれました。救急車で山梨県内の病院へ運ばれ、検査の結果、右大腿骨頸部骨折と診断されました。

 〈大腿骨頸部は、大腿骨(太ももの骨)と骨盤をつないでいる脚の付け根の部分。高齢者ではこの部分を骨折する人が多く、年間十数万人が受傷。男女比では1対4で女性に多い〉

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