安倍晋三首相は30日、オーストラリアのターンブル首相と北朝鮮による29日早朝の弾道ミサイル発射をめぐって電話で会談した。両首脳は北朝鮮に対するさらなる圧力の重要性や、両国で緊密に連携していくことを確認した。
安倍首相は、ターンブル氏が北朝鮮のミサイル発射を強く非難する声明を出したことについて「大変勇気づけられた」と評価し、「今の北朝鮮には最大限の圧力をかけるしかない」と強調した。
ターンブル氏は「これまでにないレベルの脅威に対して、日本と全面的に連帯する。この難局にあたり、オーストラリアとしてもできる限りの支援をする用意がある」と応じた。
両首脳は北朝鮮問題において、中国の役割が引き続き重要であるとの認識でも一致した。